' ?> H19入賞『Knights of Kingdom Online』 | U-20プログラミング・コンテスト応援サイト

入選作品紹介

団体部門 入選作品
最優秀賞『猫の司書さん』
優秀賞『Open Programming ContesT』
優秀賞『迷子の達人』
入賞『Web紙芝居 ママと一緒に絵本の時間』
入賞『FE-learning』
入賞『積祈(つみき)』
入賞『Knights of Kingdom Online』

入賞『Knights of Kingdom Online』

画面画像

作品紹介
表彰理由 オンラインの3Dアクションゲーム。通信プロトコルの使い分け、パケットの軽量化等によりリアルタイム処理を可能にしている。ゲーム作品としての独創性にはやや欠けるが、オンライン3Dアクションゲームを楽しむための要素技術を実際に実装した技術力は高く評価できる。特にネットワーク通信処理はマルチスレッド化し、通信量の大小により通信プロトコルを使い分けるなど、ネットワーク部分の工夫には着目すべき点が見られた。今後、この技術力を活かした、オリジナリティに溢れた作品の開発を期待したい。
作品名 Knights of Kingdom Online
制作者 「Disaster」
学校法人静岡理工科大学 静岡産業技術専門学校
ゲームクリエイト科 平成19年3月卒業
大塚 雅斗/川田 陽二郎/田中 宏征/笹間 大裕/蓬田 壮馬
作品ジャンル 3Dオンラインアクションゲーム
作品概要 ネットワーク(LAN)を介して対戦する3Dオンラインアクションゲーム(MOAct(マルチプレイヤーアクションゲーム))である。システムは、クライアントサーバモデルであり、ロビーサーバ配下の複数のゲームサーバ群、そしてゲームサーバ配下のクライアントという構成となっている。 ロビーサーバがゲーム世界への入り口を提供し、ゲームサーバがゲーム世界を作り出している。プレイヤーはクライアントのパソコンを操作し、ゲーム世界の中でゲームを楽しむ。
開発言語、ツール 開発言語:C++
ツール:Microsoft® Visual Studio .NET 2003、
Adobe Photoshop7、Light Wave3D 7.5
補助ソフトウェア:Direct X9.0C SDK
プログラムソースの規模 ロビーサーバー3,000行、ゲームサーバー17,000行、クライアント29,000行(C++言語)
構想から
完成までの期間
6ヶ月
制作者からのコメント
こだわりポイント
・独自のアイデア
オンラインゲームといえば、即時性をあまり要求しないシステムとすることが一般的だが、たくさんのモンスターを扱うにもかかわらず、パケットを軽くする等の工夫をしてリアルタイム処理を可能にしている。魔法や剣の軌跡など、綺麗なエフェクトを作成することに力を入れ、ゲームの雰囲気を盛り上げる。なんと言っても爽快感を出す。ワラワラと寄ってくるモンスターを、バッタバッタとなぎ払う爽快感がこのゲームのウリである。
苦心した点 魔法や剣の軌跡など、綺麗なエフェクトの作成やなるべくリアルなモンスター作成(ポリゴン数が増加)などの、見た目の表現と、オンラインアクションゲームということで、リアルタイム処理(軽快に動くこと)とのトレードオフは、グラフィッカーとプログラマーの立場の違いもあり、調整に苦労しました。
通信処理にマルチスレッドを用い、また、処理形態として、クライアント-サーバーモデルでプログラミングを行っていますので、バグの発見、バグの発生場所や原因の特定に苦労しました。
応募したきっかけ 在学時の担当教員からのすすめ
プログラム開発歴 3年
指導者の有無 在学時の卒業制作として作ったので、在学時の担当教員
どうやって
勉強したか
学校でのゲームプログラミングの授業とサンプルプログラム。および、Winsockに関する本
受賞した感想 卒業時に学科での優秀作品に選ばれていたので、技術的な自信はありましたが、受賞するとは思っていませんでしたので、驚いています。在学時に遅くまで学校に残って作業をしたことや、グループ内で議論したことなどが思い出されます。努力が報われた感じがします。
インタビュー(最終審査会・表彰式) 卒業作品が選ばれて入賞して、本当に嬉しいです。現在は卒業して、希望したソフト関連の会社で社会人として働いていますが、開発に苦労したことが今、仕事に役立っているような気がします。共同作業でのチームワークの大切さなど学ぶべき事が多かったですね。

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