' ?> H19最優秀賞『猫の司書さん』 | U-20プログラミング・コンテスト応援サイト

入選作品紹介

団体部門 入選作品
最優秀賞『猫の司書さん』
優秀賞『Open Programming ContesT』
優秀賞『迷子の達人』
入賞『Web紙芝居 ママと一緒に絵本の時間』
入賞『FE-learning』
入賞『積祈(つみき)』
入賞『Knights of Kingdom Online』

最優秀賞『猫の司書さん』

画面画像

作品紹介
表彰理由 図書館司書業務支援ソフト。メールによる督促状送付や予約図書の入庫連絡、メールマガジン発行機能など、学校司書と打合せをして司書業務に必要な機能をほぼすべて実装している。業務分析や必要機能の事前リサーチなども綿密に行われ、ユーザーインタフェースなど細かいところにも配慮が行き届いており、非の打ち所のない完成度の高い作品である。学校での実用に十分耐えうる図書館管理システムである。 今後は、管理ツール以外の新たな分野にも挑戦するなど、更なる成長を期待したい。
作品名 猫の司書さん
制作者 「東濃実業高校コンピュータ部」
岐阜県立東濃実業高等学校 ビジネス情報科3年
秋山 貴俊/岩井 勇太/野村 将也/小栗 しほ/加納 愛実
作品ジャンル 図書館管理システム
作品概要 可愛い猫のキャラクターと一緒に、図書館の業務を行うことが出来るソフトです。難しい業務も、ボタン操作一つで簡単に行えます。メール通知機能付きなので、督促状・予約図書の貸し出し可能など、本来配布プリントを通して伝えていた内容をメールで通知出来ます。もちろん、メールアドレスがない人にも対応するためにプリントアウトも出来ます。メールマガジン機能もあるので、おすすめ図書などの最新の情報をいち早く利用者に伝えることができます。 管理者と利用者の両方の視点を配慮したソフトウェアとなっているので、それぞれの操作性には自信があります。利用者を生徒に限定せず、教員も含め校内の全ての人を利用対象者としました。
開発言語、ツール PHP、MySQL、MySQL Command Line Client
プログラムソースの規模 18,434行
構想から
完成までの期間
5ヶ月
制作者からのコメント
こだわりポイント
・独自のアイデア
特にこだわったのは、メール送信機能です。督促状や図書館の案内、予約図書の貸出可能通知といったお知らせができます。さらに、利用者ごとの専用ページにログインすると、返却期限が過ぎた図書の情報が表示され、返却してほしい図書を知ってもらえます。ネットワークの利点を活かして、来館することなく図書館への要望を司書に伝えることや、本の予約ができます。 画面に関しては、操作性を意識するだけではなく、目が疲れないような配色にし、強調させる部分ははっきりわかるようにしました。
苦心した点 My SQLでのデータベースの構築、PHPでのプログラミング、Javaスクリプトの使用など、実装段階でわからないことが多くありました。解決するために、参考書やインターネットなどで調べながら実装しました。 特に、ログイン後の画面に管理者、利用者の認証機能をつけることに苦労しました。認証機能をつけることにより、一定時間作業しなかった場合や、不正なアクセスをした場合など、画面を見られないようにできます。 レイアウトについてもこだわり、色彩などに時間を掛けた結果、プログラミングの最終段階までかかりました。
応募したきっかけ 昨年度、卒業していく先輩が成し遂げられなかったことを僕たちが成し遂げようと思ったからです。
プログラム開発歴 2年
指導者の有無 久保 利光先生
どうやって
勉強したか
参考書を利用し実際にPHPのプログラミングをして学習しました。
受賞した感想 作品を作りきった達成感はありますが、受賞したことが信じられず実感はほとんどありません。1次選考通過を伝えられたときは、喜びとも驚きともなんとも取れない感情に包まれました。全員そろってフリーズしてしまいました。受賞したことを喜ぶ前に、今まで支えてきてくださった方々に心から感謝申し上げます。
インタビュー(最終審査会・表彰式) 最終審査会のプレゼンテーションでは、説明のための携帯電話を審査員の先生方にお見せしたり、分かりやすい説明に徹しました。その甲斐あってか、先生方からの質問も多くあり、かなり手応えはありました。記念式典の授賞式ではバンザイする予定でしたが、緊張のため忘れてしまったのが心残りですが、すごくよい一生の記念になりました。

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