' ?> H19入賞『Web紙芝居 ママと一緒に絵本の時間』 | U-20プログラミング・コンテスト応援サイト

入選作品紹介

団体部門 入選作品
最優秀賞『猫の司書さん』
優秀賞『Open Programming ContesT』
優秀賞『迷子の達人』
入賞『Web紙芝居 ママと一緒に絵本の時間』
入賞『FE-learning』
入賞『積祈(つみき)』
入賞『Knights of Kingdom Online』

入賞『Web紙芝居 ママと一緒に絵本の時間』

画面画像

作品紹介
表彰理由 昔話の紙芝居コンテンツを提供するWebシステム。紙芝居コンテンツは、Web閲覧版とダウンロード版があり、Web閲覧版にはコンピュータ音声による読上げ機能も装備している。手書き風に描かれた紙芝居の絵は非常に親しみやすく、また、紙芝居の途中にミニゲーム的要素も盛り込まれており、親子で楽しめる内容である。コンテンツの完成度も高く、紙芝居としての内容が充実している力作である。
今後は、WebデザインやWebならではの紙芝居機能の充実、さらにアナログとデジタルのよさを融合させるような試みに期待したい。
作品名 Web紙芝居 ママと一緒に絵本の時間
制作者 「たかねっち」
職業訓練法人真岡情報処理学園 真岡コンピュータ・カレッジ
OA科 平成19年3月卒業
高根沢 智美/鈴木 朋之/堀江 隆祥/阿久津 敬弘
SE科 平成19年3月卒業
竹永 有希
作品ジャンル 学習&教育(幼児教育ソフト)
作品概要 現在のインターネット上にあるWeb紙芝居では、BGMや動画機能を有している作品が少ない。そこで、子供たちに楽しい紙芝居を提供したいと思い、今までにない、Web紙芝居を作成しようと考えました。全作品に、アニメーション・BGM、効果音などを織り交ぜ、恩返し系の日本昔話物語を15本作成しました。
機能概要は、
(1)昔話:日本の昔話物語をコンピュータ音声によって、セリフを読み上げます。
(2)ダウンロード:日本の昔話物語を人間の生の声で、セリフを読み上げます。
(3)地域の昔話:各都道府県における、有名な昔話について紹介します。
(4)クイズ:絵本の内容を選択式のクイズにして、物語内容を確認します。
開発言語、ツール Adobe Flash MX2004(グラフィックス&開発言語)、
Adobe Director MX2004Lingo言語(開発言語)、
Adobe Dreamweaver MX2004(Web作成ソフト)、
Adobe FireWorks MX2004(グラフィックスソフト)、
Sony Digital Voice Editor(音声編集ソフト)
プログラムソースの規模 プログラムは、500ステップ×15本 物語本数は15本あり、1作品当たりの紙芝居枚数が12枚
構想から
完成までの期間
約5ヶ月間
制作者からのコメント
こだわりポイント
・独自のアイデア
保育士・保護者の方にアンケートを実施し、既存のPC紙芝居での問題点を洗い出し、利用者が満足できる機能・作品を目指しました。全作品において、完全オリジナルな昔ながらの手書き風の絵で、直線や正円では出せない『味』が表現してあります。また、単なるアニメーション機能の紙芝居ではなく、参加型機能により、物語中に「桃を切ったりする」ことが楽しめる疑似体験を有した作品になっています。必要に応じて、音声をオン・オフできるので、子供が一人で楽しむことができるし、親が子供に読み聞かせることができます
苦心した点 共同開発のため、仲間同士で対立することも多く、進捗管理、効率よい作業、コミュニケーション不足など、パソコン開発作業以外で、チームワークを高めることに苦心しました。作品の絵は、すべてオリジナルということで、「絵を起こす」ためのストーリーを理解するのに一番苦労しました。物語をイメージできず、どんな絵が必要なのか判断する為に、何度も声に出して読み返しました。そして、絵を完成させた頃には、物語を暗記してしまいました。また、人が歩くアニメーションでは、速度や絵の動かし方を何度も何度も調整しました。
応募したきっかけ 自信は無かったのですが、先生が勧めてくれたので、簡単な気持ちで、「ちょっと参加しみようか」と思い応募しました。
プログラム開発歴 メンバー全員が、プログラム開発およびグラフィックスソフト操作の経験は、2年です。
指導者の有無 山崎 祐司先生
どうやって
勉強したか
学校の授業で、グラフィックスソフトやオーサリングソフト関係の操作方法を学びました。
また、プログラム関係の専門書を参考にし、試行錯誤を繰り返しながら、プログラミングしました。
なお、手書き風の絵を作成するにあたり、絵の上手なメンバーから、勉強会を開いてもらい、マウスのタッチや画風について、全員で練習しました。
受賞した感想 作品を作りきった達成感はありますが、受賞したことが信じられず実感はほとんどありません。1次選考通過を伝えられたときは、喜びとも驚きともなんとも取れない感情に包まれました。全員そろってフリーズしてしまいました。受賞したことを喜ぶ前に、今まで支えてきてくださった方々に心から感謝申し上げます。
インタビュー(最終審査会・表彰式) 最終審査会のプレゼンテーションでは、説明のための携帯電話を審査員の先生方にお見せしたり、分かりやすい説明に徹しました。その甲斐あってか、先生方からの質問も多くあり、かなり手応えはありました。記念式典の授賞式ではバンザイする予定でしたが、緊張のため忘れてしまったのが心残りですが、すごくよい一生の記念になりました。

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